一昨日、1/16 (土) は台湾の総統選の日だった。
既にニュースにもなっている通り、
民進党(現野党)の蔡英文氏が圧勝し、
初の女性総統が誕生した。
ということを書きたいのではなくて。
台湾の選挙について色々学生さんが教えてくれたので
せっかくだから記しておこうかなという感じ。
台湾の選挙権は 20 歳からで、
投票は住民票を登録しているところで行う。
このベースとなる法律?自体は日本と同じ。
でも、住民票は「家」に附随して登録されるものらしく、
学生さんとか若い人は基本的に実家に住民票があるらしい。
そのため、台湾の人々は選挙の度に
住民票のある場所(多くは実家)に帰らないといけない。
さらに、投票は選挙日当日決められた場所でのみ。
日本みたいに事前投票とか、
遠隔地からの投票とかいうことはできない。
というわけで、
選挙前日や当日は台湾中の人々が大移動を行うのだ。
事実、1/15 の MRT 台北駅はものすごい混雑で
ニュースになっていたみたいだし(学生さん談)、
翌 1/16 の新幹線はいつもよりずっと混んでいて、
選挙日特別スケジュールで運行されていたりした。

『選挙当日、仕事がある人はどうするの?』
と聞いてみたところ、
「投票終了時間の 16 時までになんとか頑張って投票に行く」
ということを言っていた。
選挙当日に仕事があってもルールは同じようだ。
この他に日本の選挙との違いで興味深かったのは、
若い人の政治?選挙?への興味がとても高いこと。
そして、自分たちの意見をはっきり言っていることだった。
学生さん曰くだと
「現与党があまりにもひどいから」
とのことなのだけど、本当にそれだけなのか、
何かもっと別の理由があるからなのかは
政治や文化の研究者の人の方が詳しいのかも。
総統選は 4 年に一度みたいだから、
そんな貴重な機会に台湾にいれたのはラッキーだったかも⭐︎
posted by momo_tarohu at 16:09|
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